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まずは、2点補足、修正から。

「正しいことだから謝らないと」書きましたが 、仮に誰かの気持ちを傷つけたのであれば、それは親父の意図したことではないとお伝えした上で、心から謝ります。

ごめんなさい。 

2点目は、「数字で表せるものに大して大切なものは無い」と書きましたが、誤解を受けかねない表現だと思うので、「数字で表せないものは、(数字で)表せるものより尊い」に修正します。原文は直しませんので、ここに記しておきます。

補足、もうひとつありました。昨日の写真のユニフォームなどなど、あれは全部無料です。どういう仕組みで無料になるのか、そこまでは知りません。ただ、それぞれの学生が受けるスカラシップの%によらず、ゴルフに関する待遇は同じです。もちろん試合に出られる出られないはありますが、支給品、練習設備へのアクセスなどは同じ、という意味です。

ふむ。今日は、結果至上主義への対案を書こうと思いましたが、気が変わりました。スカラシップのことを少し書きます。質問、相談はいつでも受け付けます。無料です。😁
あ、念のため書いておきますが、親父は所謂エイジェントから聞いた話をここに綴っているわけではありません。桃花はエイジェントを使わずに、自分で一からすべてフルスカラシップの獲得までやり遂げました。我が家がエイジェントを使わない理由は、またあらためて。

さて、スカラシップのパーセンテージと書きましたが、奨学金を支給できる上限が管轄団体によって決められています。管轄団体は3つ、NCAA、NAIA、NJCAA。それぞれの団体が定める上限枠は、スポーツ、ディビジョン、性別で異なります。もちろん、全ての大学がこの上限枠を用意している訳ではありません。それぞれの大学の予算次第です。

先に書いておくべきでしたが、ルールは頻繁に変わりますので、常に最新情報を得る努力をしましょう。

ここでの話は、NCAA Division1のゴルフに限定します。

スカラシップの上限は、男子が4.5人分、女子が6人分。なぜ男女で異なるのか、っていう話は省きます。仮に、男子ゴルフ部に9人いた場合、平等に分ければ、50%づつの奨学金を得られる計算になります。が、そういうように配布するコーチは少ないと思います。逆に、配布の両極化が進んでいるということを耳にします。両極化というのは、80%の子もいれば20%の子もいるということです。そういうケースが全体的に増えているとのこと。実際に統計を見たわけではありません。そういう話をよく聞くということです。

ここまで書いておいてあれですが、裕福な家庭であれば、ぶっちゃけ奨学金の受給%なんて関係無いです。海外ゴルフアカデミーに数年送り出せる親御さんであれば、大学に進学した後の方が、出費は安く感じるはずです。奨学金が0%でも、チームに入れればゴルフに関することは全てタダですから。
そういう富裕層の場合はお金の問題じゃ無いですね、奨学金を受けられなくてもこのコーチの元でゴルフがしたい、こういう練習設備で励みたいとか。そもそも、世界中だいたいどこでも、子供にゴルフをやらせている家庭は裕福な場合が多いですからね。
もちろん、ニュージーランドは例外ですけど。いや、例外じゃないか、単にうちが裕福じゃないだけかもしれません。😅

奥が深いトピックなので、なかなか話がまとまりません。

ということで、いきなり、どれぐらいのレベルであれば100%のスカラシップをもらえるか?

あくまで親父の感覚です。

まず、学業が優秀なのは大前提、GPAで3.0以上、ルール上の最低ラインは確か2.3。SATやTOEFLは、大学別に目安になる必要スコアーがリストアップされているサイトがいくらでもあるので、そちらを参照してください。
あとNCAAエリジビリティの話もありました。早い話、アメリカの大学でプレーするには、高校で履修していなければならない科目と成績が定められています。単に、高校卒業資格だけでは、入学はできてもプレーはできません。うちの桃花も、危うくこのルールに引っ掛かるところでしたので、皆さんも気をつけてください。ま、あの人の場合は、高校を1年残してアメリカ行っちゃったから、っていうのもありますが。もっと言うと、あの人、生まれるのがあと10日程遅ければ、日本だと今まだ高校2年生なんですよねぇ。ほんと、あっちでやっていけるのだろうか…。

で、100%スカラシップ。

ずばり男子は最低でもナショナルチームに入るレベル、それでも可能性は高くないと思います。強豪校で100%欲しいといったら、WAGRで10位以内<非現実的。親父はそんな感じじゃないかと思います。それなら、1部は厳しいから2部の大学へと考えるのが人情ですが、皮肉なことにルール上2部の方が1部よりも奨学金の上限が低いので、そうそうフルスカラシップへの道は簡単じゃないです。
一方、女子はナショナルチームのレベルであれば、強豪校へ進学が可能。もちろん国にもよりますけど。スコアーで言うと、トーナメントで70台をある程度コンスタントに出せれば、1部の下位の大学であれば可能性大です。ちなみに、NCAAの1部、女子は250チームぐらいあります。でも、繰り返しますが、全ての大学が上限の奨学金を用意しているとは限りません。
スコアー80切りって、日本だと中学生でもゴマンといるんじゃないですかね。そう、日本は海外と比べて本当にジュニアの層が厚いんですよ、それを自覚して自信を持ってください。
だからこそ、親父はこうして日本語で書いているんです。ゴルフをやりたければ、勉強も頑張ってアメリカの大学への進学も検討しなさいと。そこからLPGAを目指せばいいじゃないですか、プロになりたいのであれば。

あー、今日もすっかり長くなりました。疲れたので、この辺で。


今日の写真は、今月末に北島で開催される団体戦U19全国大会に向けたミーティングより。ミーティングというよりは、チームビルディングですね、チームワークを高めようぜ!っていう。
盛り上がりますよね、ゴルフの団体戦。東京五輪もNCAAチャンピオンシップ方式の団体戦にしたどうですかね?ストロークプレーでベスト8決めて、そこからマッチプレーっていう。


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腕の振りとボディーターンがマッチするとフィニッシュが決まりますね。
photo: Canterbury Golf